フルートってどんな楽器?

フルートの説明 ~フルートってどんな楽器?~

講師の愛先生にお話しをうかがいました!
フルート初心者、これから習う方、習ってみたくて興味があるのだけどって思っている方にはなるほどねっ、というお話しです。素材、魅力、難しいところ、扱い方のお話し等うかがいました。
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フルート選びにも役立つ素材、音色の違い

フルートの素材は洋銀・白銅(銅やニッケルの合金)、銀、金、プラチナ、木材(グラナディラ)などがあり、それぞれ異なった音の特性があります。

洋銀・白銅・・・響きやすく、バランスの良い明るい音色です。比較的安価でもあるので、初心者の方に最適です。

銀・・・柔らかく伸びの良い音色で、音色の変化のつけやすい材質です。耐久性にも優れており、長く愛用できます。中級者以上の方にオススメです。

金・・・金の中でもk9からk24まで純度が異なる物が多種ありますが、重厚な響きを持ち、ピアニシモでも輝かしく遠くまで届かせることができる本格派です。

プラチナ・・・独特の音を持つと言われていますが、とても高価で楽器自体が重量があり、パワーが必要です。

木材・・・木ならではの柔らかく暖かな音色で反応も良く、ピッコロも同じ素材でできています。

メンテナンスはどのように?

flute 6 お手入れには 掃除棒、ガーゼ(またはそれに準ずる布やスワブ)、クロス(外側を拭くための柔らかい布)を使い、毎回の片付けのときに掃除をします。
メンテナンスは半年に1度は点検、調整に出すのが良いとされています。


フルートの起源

フルートの歴史は管楽器の中で最も古く、旧石器時代に動物の骨を使って作られたものがフルートの祖先と言われています。

フルートはかつて木で作られていたので、木管楽器に属しています。現在のフルートの原型となったのは16世紀のルネッサンス時代からで、そこから長い年月をかけて徐々に改良され、ドイツの管楽器製作者テオバルト・ベームにより金属製フルートが完成したのは1850年頃だと言われています。

音の出るメカニズムが独特で、他の楽器のように発音体が無く、吹き込み口の縁に息の束をぶつけることで空気の渦を発生させて空気を振動を音にします。特徴は音域が高く、明るく澄んだ音色です。主に旋律楽器として用いられ、運指の容易さから速いメロディーを演奏することも得意です。またどんな楽器とも馴染みやすい音色でクラシックのみならず、ジャズ・ボサノバ・ラテン・ロックなどにも使われています。

フルートの名曲と言ったら?

メヌエット〜アルルの女より、歌の翼による幻想曲、精霊の踊り、ヴェニスの謝肉祭、などの小品から、協奏曲、ソナタなど沢山のレパートリーがあります

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この楽器の難しい(つらい)ところ、またここが楽しい(魅力)を教えてください!

 難しいところは、息がたくさん必要な楽器なので、演奏中ちょっとしたミスで息が足りなくなり苦しいときがあったり、指を早く動かすのが得意な楽器でもある為、難しい曲も多く、たくさん練習が必要なことですが、それも達成感となりたくさんの喜びを与えてくれる魅力の1つでもあります。
フルートの一番の魅力は吹く人によって全く異なる音が出るということで、それは歌を歌うように表現できるということでもあります。自分の心で感じたことを表現できたときは大きな満足感で満たされます。また、フルートは持ち運ぶのに小さく軽いのでどこにでも手軽に持っていけるところも大きな魅力の一つです。

おすすめの演奏家はいますか?

ジャン=ピエール・ランパル、ジェームズ・ゴールウェイ、は沢山の録音があり、初めてフルートを聴く方にも楽しめる曲が多くあります。

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フルート奏者のことをフルーティストと言う素敵な響き、美しい音のみならず、演奏する立ち姿までも美しいなと感じる楽器、憧れますっ!