タティングレースとは
古代エジプトで装飾的なレース技法として考案されたものと言われています。その技法がイタリアで人気になり、現代まで広まったと言われています。
リングとループをもとに編んでいく技法で、使用する道具は、シャトルと糸とはさみのみです。どこでもできるのが特徴で、家事の合間に手仕事として女性の間で流行ったのではないかと言われています。
細かい作業のため時間をかけて少しずつ編むことが特徴で、慣れてくると目で見ずとも作れる作業だそうです。
18世紀あたりでは、女性のエレガントの象徴として、しばしば絵画のモデルとしてのポーズでも登場するほど人気がありました。また出来上がりは女性が好む美しい模様がなんとも言えず、時代をへて今もなお愛好者が世界中にいる文化です。
タティングレース講座 レジュメ
1 糸の巻き方
2 シャトルの持ち方
3 糸の構造に慣れる
表目 裏目。 ダブルステッチ
4 つくってみましょう
〇チェーン
○リズム感
○左手糸かけのコツ
○ピコをつくる
〇リング チェーンからリングへ
(リヴァースワーク)
○つなげ方
ピコつなぎ
シャトルつなぎ(中級)
○目の数え方
ピコは 1目と数える
つなぎ目は 数えない
○糸の処理 結び方
- チェーンワーク : エジング
- リングワーク : 三つ葉
- リヴァースワーク :好きなモティーフ
指先が慣れてきたら、
本などから選び各自 作品つくりをしましょう。額装、アクセサリー、コースター
などに仕上げてゆきます。