パーカッションの種類(指導可能なパーカッションの種類)
*レッスン時に貸出できるものと、ご自分で用意していただくものもとがございます。
ジャンベ
ジャンベとはダラブッカなどアラブ諸国に見られる単面のゴブレット型ドラムの発達したものと思われ、ゴブレット型にくりぬいた木にヤギの皮などを張った物である。またその形から豊かな低音、あたたかい中音、キレのいい高音がでます。胴体の部分に人間の顔などを彫ったものもあります。西アフリカ(マリ、セネガル、ギニア、ナイジェリア等)の部族が(結婚式、出産などの)儀式や祭りといったイベントなどで演奏し、また部族間の通信手段であったとされています。そしてアフリカンダンスやソロがあるような演奏スタイルやそのリズムパターンも様々で、その特徴的な音はまさに自然との会話のような大地のリズムを感じます。
ボンゴ
ボンゴは二つセットに組み合わされた片面太鼓でコンガ同様アフリカルーツキューバ生まれの楽器です。キューバでは3つセットの物からサイズがやたらと大きい物、ヘッドにレントゲンフィルムを使った物まであります。
タンバリン
タンバリンとは胴にシンバル、ジングル、鈴などの鳴りものをつけた小型の片面太鼓である。その歴史は古代西アジアや古代エジプトにまでさかのぼる。古くから世界中で知られその形や大きさは様々。響き線をつけたものや皮のないもの(モンキータンバリン)もある。ここではモンキータンバリンを紹介。
マラカス
マラカスは動物の皮やくりぬいた木に豆や木の実、種などをいれ持ち手をつけ振り鳴らす先住民起源の楽器です。マラカなどの持ち手のないシェイカー的な物の一種でいわゆる振り物系。
トライアングル
トライアングルとは英語で三角形という意味で、その形状からトライアングルと呼ばれるようになりました。中世の頃は礼拝で使われていたり、また正三角形ではなく2等辺三角形であったとされる。また一定のピッチをもたず集中力のいる楽器である。ブラジルでは大きめのものを素手でもって演奏します。
カホン
カホンとはスペイン語で「箱」「引き出し」と言う意味でラテンアメリカ発祥の楽器である。南米ペルーでは黒人音楽からクレオール(混血)音楽まで、中米キューバではルンバなどの黒人系舞踏音楽などで使われてきました。最近では使い勝手のよさからフラメンコからはてはポップス音楽にまで様々な使われ方をしています。大きさも様々で小さいものはボンゴのように足に挟んで演奏する。またサウンドホールも1つのものから2・3ついているもの、横についているものもある。スナッピー(響き線)もチューニングできるものもある。
カウベル
牛の首につける鈴です。家畜の飼育に使われ、牛がどこにいるのかを把握するために使用されていました。これを楽器として音楽に幅広く使用されています。
ウッドブロック
最も原始的な木を叩いて音を出す楽器です。木魚として使用されたり、のちに木琴など近代的に加工されてきました。
*体験時は楽器使用状況によりご用意できない場合もございます。
*記載画像の無断複写・使用を禁止いたします。