ピアノの歴史
ピアノは約300年前(1700年頃)、バルトロメオ・クリストフォリによってイタリアで開発されました。正式名称は「ピアノフォルテ」といい、それまでの鍵盤楽器とは違い、ピアノ(弱い音)もフォルテ(強い音)も奏でることのできる新しい楽器として誕生しました。
ピアノの中をのぞいてみると、たくさんの弦が張ってあります。鍵盤を叩く力は、複雑なメカニズムを通じ、最後はハンマーと呼ばれる部分によって弦を打つ力になります。そして、弦の振動はピアノ全体に広がり音となります。
-何故調律が必要なのか?-
ピアノの弦は、1本あたり約90kgもの力で引っ張られているため、たとえ使っていなくても、次第に弦は伸び、ゆるみ、音が狂ってしまいます。 またピアノは多くの木材やフェルトを使用しているため、気温や湿度の変化による影響を受けやすく、タッチなどに支障をきたすこともあります。そのため、定期的にピアノを調律・点検する必要があるのです。
耳の発達に影響のある幼児期には、狂った音を正しい音として覚えてしまう恐れもあります。 常に適切な状態のピアノで練習することが上達につながることと思います。
調律をするメリット
正しい音で練習することで、音楽を正しい音程で学ぶことができます。技術向上とともに、美しい調和の音色を身体で覚えることができます。
調律をしないデメリット
間違った音程で、間違った音を学んでしまうことで、調和の感覚がずれてしまいます。調律をしないと弦のずれる幅が広がり、一回の調律では整わなくなってしまいます。それにより、調律値段が高くなってしまいます。
調律はお近くの調律師が最適!
調律だけでなくピアノは突然の修理などがでてくる楽器です。その場合、近くの調律師はすぐに対応してくれますので、遠くの調律師より近くに住む調律師または、連絡のつく楽器店がおすすめです。
調律に最適な期間と時期
ピアノ調律は1年に1回は最低必要です。なぜなら、時間と気候と弦の張力によりピンが下がり、正確な音程でなくなってくるからです。最適な時期としては、梅雨をさけて、春・秋が望ましい時期と思われます。
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株式会社 小宅楽器(オヤケガッキ)
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