電子ピアノの防音についてお悩みの方へ、防音の方法や種類をわかりやすく説明します。
そもそも、電子ピアノはボリュームやヘッドホンがあるので防音は必要ないと思っている方が多いかと思います。しかし、家族への音の配慮や近隣の配慮を考え少しでも音で迷惑がかからないよう心がけることは大切です。
防音を考える前に、まずは、音を出した状態で弾いて確認してみましょう。
音を出して弾く場合 (電子ピアノのボリューム調整)
電子ピアノボリュームを確認する。0~100までのボリュームを細かく調整できます。まずは、どれくらい空間に響くのかデモ演奏を流して、確認してみましょう。
防音のポイント!
- ポイント1
周りの人に迷惑がかからない音量を確認しましょう。 - ポイント2
ペダルを踏む場合、足の音が床に伝わって音ができる場合があります。その場合は、床にカーペットで調整しましょう。 - ポイント3
壁やガラスを通過して音が漏れる場合があります。カーテンや布が一番安く防音効果が高いです。
音を出さないで弾く場合 (ヘッドホン使用)
ヘッドホンを使用すると外の音が聞こえないので、安心して練習ができます。ただし、耳が痛くなったりする場合もあるので、長時間の練習には不向きです。
- ポイント1
長時間のヘッドホン使用は控えるようにしましょう。
- ポイント2
深夜でも練習できますが、鍵盤をたたく音やペダルの音などは外部に聞こえますので注意しましょう。 - ポイント3
ヘッドホンの種類によって音質の良し悪しが決まります。なるべく高額な良いヘッドホンを使用して、耳を傷めないようにしましょう。
電子ピアノ防音対策用品
電子ピアノの防音対策用品をご紹介します。壁・床に設置するタイプのものをピックアップしました。ご参考にしてください。
防音カーテン
効果的な使い方のポイントは、隙間なく吊るすことと、出来るだけ窓から距離ができるようにすることです。また防音カーテンを2枚吊したり、防音カーテン+厚手のカーテンの2枚を吊すことによって、更に効果が高くなります。
https://www.pialiving.com/curtain/top.html
電子ピアノ用防音マット
デジタルピアノの下に敷いて打撃音を伝わりにくくします!
【吉澤・デジタルピアノ用 防音絨毯】電子ピアノ用 防振マット DP-M 【レギュラーサイズ】
接着剤未使用のため、シックハウス症候群の心配はありません。飲料ボトルにも使われる再生ポリエステルから製造。大変安全な素材です。作業時のチクチク感がなく、手触りも優しく、室内でそのまま使えます。小さなお子様が触っても安心。
防音室
ヤマハ アビテックス について
「アビテックス」はヤマハが開発・生産している防音室の商品名です。
発売から約30年、家庭用から業務用までの防音室のスタンダードとしてご愛顧いただいております。長年の楽器開発や音響機器開発で培われた、ヤマハの豊富なノウハウが活かされているのも特長です。
まとめ
電子ピアノは、ボリュームやヘッドホンで音量調整ができますが、それでも音漏れが気になる方は、防音専門の対策用品を購入して、補助することが良いでしょう。金額に余裕がある方は、防音室などをお勧めいたします。