はじめての電子ピアノの選び方 <タッチ編>

電子ピアノ鍵盤

電子ピアノのタッチはどれがいいのか?

よくご質問される方が多いのですが、はじめて電子ピアノを買う方などはタッチの感触がわからない方が多いかと思います。まずは結論から教えますので、ご参考にしてください。

1位 ヤマハ ハイブリットピアノ Nシリーズ DGP・DUP
2位 ローランド (エスケープメント機能付き)
3位 ヤマハ クラビノ-バ(GH3X)カワイ(木製鍵盤)
4位 カワイ(木製鍵盤)
5位 コルグ・カシオなど

やはりハイブリットピアノといわれる機種、電子ピアノの内部に生ピアノのアクションが入っているものがダントツに本物に近いです。近いですが本物ではありませんのでご注意ください。弦が張っていない為そのたたく感触は得られません。また値段がかなり高額です。

 

低価格で選ぶなら

コンパクトな電子ピアノをご希望の場合は、ローランドのエスケープメント機能が付いたものがとても良いです。又はヤマハクラビノ-バで後から採用した、GH3X エスケープメント機能がついた機種。鍵盤をゆっくり押えると途中で重さが増してすっと軽くなる特有のクリック感があります。この鍵盤タッチを再現したのがエスケープメント機構。音を出さないで他メーカーと比較すると素人でもわかります。

カワイ・クラビノ-バなどはそれなりのタッチ感といいますか、弾きやすい電子ピアノだと思います。ただこのタッチになれてしまうと本物のピアノが弾きにくいかも。ただ構造上、今のところスタンダードなタッチ感だとは思います。カワイは木製鍵盤を売りにしていますが、タッチ感はそんなに影響はなく鍵盤表面はプラスティックのため雰囲気ということで認識してください。

鍵盤エスケープメント

木製鍵盤はほんとうにいいのか?

鍵盤自体が木製であることで、本物のピアノのような肌触りを感じられる。といっても木製を触感できるのは側面のみで、実際に弾く場合さわれません。意識してさわれば多少触れられますが、演奏タッチで触れることはないかと思います。よって雰囲気と認識したほうが良いようです。

現状は、各メーカー側面に木製シートを貼って鍵盤自体はプラスティックというのが支流になっています。すべて木製ですと湿気で耐久性が落ちるというのが見解です。

ただしかし、高額機種のハイブリットDUP・DGPあたりはアクションも生ピアノの木製部分が使用されており、タッチはいいです。木製鍵盤というならアクションまで本物であるほうが潔いかも。

 

タッチ調整機能のウソ

ほとんどのメーカーの機種にタッチ調整の軽い・普通・重いの3段階の機能が入っています。中には無段階調整などと言われているものもあります。これは、あくまで音量調整です。実際に鍵盤が重くなるものではありません。消費者はあたかも鍵盤が重くなるものと勘違いされていますが、「強くたたかないと音量がでないため重い」又は「軽く弾いても大きい音が出るので軽い」という表現になります。

鍵盤タッチ

キーボードタッチとの勘違い

電子ピアノのタッチはすべてピアノタッチです。キーボードのタッチとは違います。これを理解していない方が多いかもしれません。キーボードやシンセサイザーはものすごく軽いオルガンタッチでつくられているため、ピアノの代用としては練習になりません。また88鍵盤ないものが多いです。ピアノ練習なら88鍵盤ある電子ピアノの購入をおすすめいたします。安価なキーボードを買うとまた購入し直す結果になります。

 

アコースティックピアノのタッチとは

アコースティックピアノのタッチの比較はすごく難しいです。同じ機種でも調整によってタッチがかわってきます。アコースティックの鍵盤タッチは深さ調整・打弦距離などの調整で細かく可能なため、弾く人の個別に調整できる楽器です。軽いタッチが好きな人、ずっしり重いタッチが好きな人それぞれに感じ方が違います。ただ設計上グランドピアノが優れている点としましては、連打が早いという点になります。これはアクション・ハンマーの構造上、アップライトよりは勝る点となります。プロの演奏家などのレベルでは必須となりますが、一般レベルではお気になされなくても良いかと思います。