電子ピアノの故障と対処方法《修理代金はいくらかかる?》

電子ピアノ故障

電子ピアノの状態はどのような状態ですか?

自分で修理できる簡単なものか、メーカー修理の場合の料金目安がわかります。また、修理の場合のメーカー問い合わせ先も記載しております。

◎よくある簡単な修理

1.鍵盤の動きがおかしい

対処法:

  • 本体を天井パネルを開けて異物(えんぴつ・シール・手紙など)を取り出す。
  • 鍵盤の間に異物(シール・紙・クリップ)がないか確認する。
  • 鍵盤を押し込んでから、少し左右に動かしてみる

鍵盤に異物

 

2.電源が入らない

対処方法:

  • 本体とコードがきちんと差し込まれいるか確認する
  • 電源とコードが差し込まれているか確認する
  • 電源ラインを確認し、壁の電源が問題ないか確認する

電子コードピアノコード抜けてる

3.ペダルがきかない

対処方法:

  • ペダルコードを抜き差しして確認する
  • 電源を入れなおしてみる
  • ペダルの効果を確認する、ダンパー・ソフト・ソフティヌートの効果確認

4.音がでない

対処方法:

  • ボリュームを上げてみる
  • ヘッドホンジャックにヘッドホン端子が入っていないかチェックする
  • 電源を入れなおしてみる

◎メーカー修理に頼む修理代目安

ヤマハ修理料金目安

修理内容事例 料金
電源が入らない 10,000円~25,000円
音が出ない 20,000円~25,000円
音が出ない(一部の鍵盤のみ) 15,000円~20,000円
時々大きな音が出る 15,000円~25,000円
鍵盤を弾くとカチカチと音がする 10,000円~20,000円
鍵盤の動きが悪い 10,000円~25,000円
ペダルを踏んでも音が伸びない 10,000円~20,000円

https://jp.yamaha.com/support/repair/repair_price/index.html

出典:ヤマハ修理代金目安より

【主な品目】
電子ピアノ(アバングランド/NU1/クラビノーバ/アリウス/Pシリーズ)/電子キーボード(PSRシリーズ/EZシリーズ/NPシリーズ)/伴奏くん(MDPシリーズ)

  • 受付時間:10:00-17:00(月~金)※土日祝及び弊社指定休日除く

 

カワイ楽器修理料金目安

(電子楽器(デジタルピアノ、電子オルガン)修理料金の構成)

基本的に以下の構成となりますが、特例もありますので、詳細については弊社コールセンターまたはフィールドサポートにご確認ください。

「技術料」+「部品代」+「出張料」

技術料:調整修理料は機種および修理内容によって異なります。詳細については、弊社フィールドサポートにご確認ください。30万円以下の電子ピアノの場合、通常の修理では、おおよそ10,000〜17,000円(税抜)程度が目安となります。

部品代:基板交換が必要な場合は、おおよそ5,000〜15,000円(税抜)程度が目安となります。

出張料:拠点より20kmまでは5,000円(税抜)ですが、距離に応じて割増料金をいただきます。

https://www.kawai.jp/support/service/ep/price/

出典:カワイ楽器

 

◎電子ピアノが故障しないために

電子ピアノは故障をしないために事前に注意してご使用いただくと長く愛用できると思います。

1.電子ピアノは使用しましょう

電子ピアノは使って電気を通した方が良いです。電化製品は通電することで最適な状態でご利用になれるよう作られております。

2.窓を開けて風を通す

電子ピアノは湿度に弱いので、風通しを良くして、湿気が溜まらないよう心がけましょう。

3.直射日光はさける

電子ピアノの直射日光は、温度が高くなりすぎて部品の接着が溶けてしまったり、外装の変色がおこります。カーテンで遮光するなど心がけましょう。

4.ほこりは大敵

電子ピアノの中にほこりが入ってしまうと故障の原因になります。できれば、上からカバーをかけましょう。電子ピアノ全体にかかる大きさの布やカバーを使用するのがおすすめです。

5.猫・犬の毛を注意

動物を飼っているご自宅はどうしても、猫・犬の毛が本体に入りやすくなります。この動物の毛が機能の故障につながることもありますので、オールカバーをおすすめいたします。

6.移動する場合は、専門業者へ頼みましょう

大人2人で移動できる電子ピアノですが、ぶつけたり、衝撃をあたえると故障の原因になります。できれば専門業者に依頼しましょう。

7.電子ピアノの上にものを置かないようにする

電子ピアノの上にインテリアや小物を置く方もいますが、保管時は物を上におくのは避けましょう。小物が落ちたときに破損の原因となります。

8.ピアノの上で飲み物は禁物

ペットボトルやコップなどを本体上に置くと、飲み物がこぼれて、本体内部にないった場合、故障の原因となりますので、注意しましょう。

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