ピアノ教室の選び方
ピアノ教室を選ぶ一番重要な基準は、目的を明確にすることです。その目的に応じて、適切なピアノ教室に通うことで、有意義な時間を得ることができます。まずは、どのような目的なのか考えてみましょう。
よくあるピアノを習う目的
- 趣味として、ピアノで楽しくレッスンしたい
- 感性を伸ばして、相対的な人間的感受性を育てたい
- 身体的なリハビリとして楽しみながら音楽をしたい
- 音符を読めるようになりたい
- 上手く弾けるようになりたい
- 音楽をみんなで楽しみたい
- 音楽を理論的に学びたい
- 音楽専門の学校に行きたい
- プロのピアニストになりたい
よく考えた方がいいピアノ教室の選び方

安いピアノ教室がいいわ

値段だけでなく、先生との相性、レッスンに一人で通えるか、また、ピアノ教室に技術向上のイベント(発表会・グレード検定・コンクールなど)があるかどうかを調べてから選びましょう!安くてもすぐやめてしまえば意味がありません。ピアノは長く継続してはじめて身に付きます。

趣味なんでやりたい曲だけでいいや

性格や性質が合う、自分のペースに合わせてくれる先生を探しましょう!但し、技術がないのに難しい曲は弾けませんので、先生の指示に従って基礎からはじめましょう!

行きたい時だけ自由に行ける教室がいい
振替レッスンができるところがいい

1回制のピアノ教室があります、自由に行けるピアノ教室は短期で考えましょう。また、振替レッスンも多々使用すると大半が行かなくなります。決まったサイクルでレッスンを受けることが重要です。特にお子様のレッスンは長期に継続して身に付きますので、行かなくてはならないと思うくらいが習い事は継続できます。

遠くても子供のためなんで高学歴の先生に教えてもらいたい

ピアノの専門的な学校やプロになる方はおすすめいたします。親の協力が必要です。音楽大学の先生などにならう場合もありますが、いずれも高額なレッスンとなります。
ピアノ教室の種類 メリット・デメリット
・音楽教室メーカーシステム
ヤマハ、カワイ、ローランド、カシオなどメーカーが主催するシステムです。
メリット:メーカーとしてのシステム指導方法が確立されており、効率良く指導と受講ができるように考えられている。教材が豊富で指導や受講がしやすく考えられている。メーカー主催のコンクールなどがあり活用できる。
デメリット:統計的なシステムなので、個人の要望をとらえてない指導法や時代として指導法のおくれが見受けられる。グループレッスン主体で考えられている。
・音楽教室楽器店
音楽教室を専門とする企業、主に楽器店などが主催しています。
メリット:音楽教室として、たくさんの講師が在籍しており、講師の変更や曜日・教室などの選択が可能である。また、音楽イベントなど、発表会・グレード検定・オーディションなど行っており、目的としてレッスンの継続と向上がサポートされている。
デメリット:個人の先生よりは月謝は高い、また、振替を行っていないところが多い。
・自宅ピアノ教室(個人)
自宅を提供した個人のピアノ教室です。
メリット:振替など無理をいっても聞いてくれる。値段が安い。個人ピアノ教室は比較的自宅の近くにあり通うのに便利。
デメリット:検定やコンクールなど面倒で出したがらない先生が多く、目標をもった指導をさける傾向にある。また、発表会もないところもある。目標がないため、技術的になかなか上手くならない生徒が多い。
ピアノグループレッスン メリット・デメリット
グループレッスンのメリット:
アンサンブルはみんなで音楽を楽しむことができ楽しいです。
グループレッスンのデメリット:
アンサンブルのエレクトーンを中心のグループレッスンでは、耳で聴いて弾いてしまう子供が多く、楽譜を読む力が養われません。
目的別 おすすめピアノ教室
ピアノ教室は、目的に応じて選ぶべきです。

ピアノの演奏家になりたいわ

遠方でも技術が高い先生に習い、音楽大学やプロを目指す方は、大学の先生へ

自宅近くがいいわ

家の近所で、無理なく通えて長く習える個人教室がおすすめです。

子供にはやっぱりちゃんと楽譜を読めるようになってほしい。

定期的な目標のイベントがあり、楽しみながら長期に技術向上が目指せる総合音楽教室。楽器店の場合、楽器メンテナンスなども相談ものってくれます。
総論 やっぱりイベントが大事
やはり、なぜピアノを習おうと思ったのかという点をもう一度考えると、「ピアノが上手く弾けるようになりたいという目的」がどれも同じだと思います。そのために、ピアノは、長い時間練習をして、長年ピアノ教室に通うことで上手になります。長く通うためには、先生・教室・イベントが大事となります。そして、イベント(発表会やコンクール・検定)を目的として練習することが一番の上達になるという結論にいたります。「継続は力なり」継続できるピアノ教室を選びましょう!